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【インタビュー】ハイレベルな倉庫業務で「お客様のお客様」から褒められる仕事を

【インタビュー】ハイレベルな倉庫業務で「お客様のお客様」から褒められる仕事を

トヨコンの物流サービス部では、倉庫業務のプロフェッショナルとして、入出庫頻度を考慮したロケーション管理や物流のプロセス改善、そして5S活動に取り組んでいます。

今回、物流サービス部 桜町事業所田中博之氏に、トヨコンの倉庫業務の強みについて話を聞きました。

 

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預かった荷物を、顧客の指示通りに届ける

物流サービス部は、顧客から預かった商品を、指示に基づいて梱包、出荷、輸送の手配をし、その先にいる商品の受け取り手へ届けるまでの業務を請け負っています。顧客は倉庫業務をアウトソーシングすることで、本来の業務に専念することができます。

田中氏が担当する一宮倉庫では、定期的に付き合いがある企業が5社ほど、加えて不定期で取引をする企業が数社あります。1日に配送する荷物の量は、「時期やタイミングで波があるので一概には言えませんが、ダンボールの個数で考えると100個から200個は配送しているのでは」と田中氏は言います。

そんな膨大な荷物が行き来する倉庫は、現在4名のスタッフで運営。その中で田中氏は、顧客の窓口として、納期の調整や現場スタッフへの指示、出荷の最終確認など、現場を取り仕切る役割を担っています。

入出庫頻度を考慮したロケーション管理

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倉庫業務のアウトソーシングの具体的な流れについて、建築資材を取り扱うクライアントの事例を紹介します。

この顧客の商品は、建築現場に収める配管やダクトなどの資材です。大小様々なサイズの資材や、角度や寸法が微妙に異なる類似品が多く、パッと見て区別することが難しい商品でした。

このような商品に対し、一宮倉庫ではロケーション管理を行っています。まずはどこにどんな荷物を置くかという大まかなレイアウトを決め、商品の配置を工夫します。商品を置くラックには、何の商品かひと目でわかるような形で品番などの表示を貼り付けます。このことにより入出庫や在庫管理がしやすくなり、誤出荷を防ぐことができるのです。

「よく動くものを一番取り出しやすいところに設置するなど、入出庫頻度を考慮した配置にしています。そのため、商品ダメージなども、お客様が自社で管理されていた頃より軽減したという声をいただきました」と田中氏は話します。

 

徹底した5S活動がトヨコン倉庫の強み

さらに、半年に1回の棚卸しも、大幅な時間短縮に繋がりました。

「それまでお客様は1日がかりで棚卸しの作業をしていたそうなのですが、弊社に倉庫業務を委託いただいてからは、半日もかからないくらいの時間で終わるようになりました。また、この顧客が関東地区で物流拠点を立ち上げた際には、トヨコンの一宮倉庫の管理方法を参考にしたいとわざわざ見学に来ていただきました。」このように、企業の担当者がトヨコンの倉庫を参考にするために、見学に訪れることは多いと田中氏は言います。

「弊社では徹底した5S活動を行っているため、見学に来ていただいたお客様に『きれいに管理しているね』と言っていただけます。弊社としては、自分たちがやりやすいようにというのはもちろんなのですが、大切な商品をお預かりしている以上、お客様やその先の商品の購入者へ迷惑がかからないようにという意味も込めて、常に5Sを意識しています」

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物流業界は慢性的な人手不足

輸送に関しては、ヤマト運輸のような運送会社の路線便に出すことが多く、大口の荷物を出す場合には、4tトラック、10tトラックなどを手配するケースもあります。

しかし物流の現場では、慢性的な人手不足という問題に直面しています。なかでも顕著なのが、高齢化などによる輸送のドライバー不足。免許の問題もあり、なかなかドライバーが集まりません。

「クリスマスなどのプレゼントシーズンはネット通販での買い物が増えますし、長期連休の前も路線便が繁忙期に入り、納期の調整が大変です。荷物のボリュームは増えるのに人手は足りないという状況。便の調整は苦戦していますね」

どんな案件でもフェイス・トゥ・フェイスで

そんな中でも、予想を超えて物流のボリュームが増減することは多々あります。「それでも、『トヨコンさんに任せておけばなんとかなるよね』という声をいただきます」と田中氏。その裏には、こんな工夫があります。

「相談をいただいた際には、お客様へ細かい点も詳細に確認するようにしています。そのうえで、『できない』とは言いたくないので、『こうしてもらえたらできます』という点を伝えています。だから、ある程度はお客様にも荷量などご調整いただく場合もあります。一宮倉庫はスタッフが4名しかいないので、自分たちで回せる現実的なスケジュールを組むようにしています」

「普段から顧客とフェイス・トゥ・フェイスで顔を合わせ、信頼関係を築けているからこそ、このようなやりとりが可能なのでは」、と田中氏は言いました。

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物流のどの部分でも対応できるのが強み

最後にトヨコンの強みについて伺うと、田中氏は「倉庫業務だけでなく、在庫管理システムの提案や梱包資材の設計・販売、輸送まで、物流のトータルサポートができる点ですね」と回答。

顧客の状況や希望によっては、田中氏が担当しているような倉庫業のアウトソーシングではなく、例えば省人化機器の導入が必要なケースも出てきます。包装資材の設計だけ、販売だけ、といった一部分ではなく、いろいろな角度で顧客の課題を解決することができることがトヨコンの強みです。

「小さな相談ごとにも真摯に対応し、少しずつ顧客の課題を解決していきながら、より深い関係を築いていきたい」と田中氏は話しました。そして最後に、こう続けます。

「どんな方法であれ、最終的には『お客様のお客様から褒めていただける』ということが1番の目標ですね。お客様のお客様、というのは、商品の受け取り手のことです。これはトヨコンの社長の言葉なのですが、心に残っているので、引用させていただきました」

※所属部署は取材当時のものです。

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