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3M™ Scotchpad™ キャリーハンドル

3M™ Scotchpad™ キャリーハンドル

インターネット通販による個人物流量増加から注目されるようになった「3M™ Scotchpad™ キャリーハンドル」。段ボール箱へ素早く取り付けられ、持ち運び辛かった荷物がキャリーハンドル1本で持ち運べるようになります。

『3M™ Scotchpad™ キャリーハンドル』とは

両端のテープ部分を段ボール箱の側面にしっかりと貼り付けるだけで「持ち手が作れる」テープ型の取っ手のことです。3Mが独自に開発した、段ボール表面のデコボコにしっかり馴染む接着剤、テープ部分には繊維を入れて補強したフィラメントテープを使用し、強度アップしています。耐荷重が約12㎏と10㎏の2種類、サイズは35mm×584mmとなります。

ではさっそく、使ってみました

用意するもの

・3M™ Scotchpad™ キャリーハンドル:35mm×584mm 耐荷重12㎏・・・1本
・段ボール箱:重量12㎏・・・1ケース

キャリーハンドルの使い方

手順1:キャリーハンドルを束からはがし取る

キャリーハンドル②.jpg

キャリーハンドルは付箋紙のように束になって個装されており、そこから1本ずつはがして使用します。束からはかんたんに取れますが、粘着面同士が貼り付いてしまうと、粘着剤がテープからはがれてしまい、使用不可になるので注意が必要です。

手順2:段ボール箱へ貼り付けてみる

キャリーハンドル③.jpg                                     

段ボール箱の側面へキャリーハンドルの粘着部分を貼り付けます。キャリーハンドルは、粘着部分が透明、ハンドル部分が白色なので、境目が分かりやすく、貼り付けしやすくなっています。しっかりと貼り付けたら、取り付け完了です。

検証:キャリーハンドルの耐久性を検証

持って歩いてみます。


キャリーハンドル④.png

両手じゃないと持てなかった段ボール箱が片手で持ってもしっかり安定します。2分ほど持って歩いても、キャリーハンドルははがれてきませんでした。

キャリーハンドル⑤.png

次に、前後に振ってみました。はがれてくる感じはありません。予想以上の実力ではないですか!
では、長時間の耐久性はどうなのか。今度は、鉄の棒にキャリーハンドルの手持ち部分を通し、
空中に浮かしたまま1時間放置してみます。

キャリーハンドル⑥.png

1時間後、様子を見に行くと、まさかの落下。原因は、外装フィルムによるもの。
キャリーハンドルの特徴は、段ボール箱に接着剤でくっつける取っ手であること。そのため、段ボール箱の側面上部にどうしても負荷が掛かります。
検証に使った段ボール箱は、その負荷が掛かる部分に外装フィルムが施されていた為、キャリーハンドルの接着力が発揮できず、落下する結果になってしまいました。
キャリーハンドルの粘着面全体が段ボールに貼り付いていないと、耐荷重どおりにならないことが分かりました。

そこで、印刷が施されている同じ重さ(12kg)の段ボール箱でもう一度検証してみることにしました。
再度、1時間放置してみます…

キャリーハンドル⑦.png


1時間後、様子を見に行くと、なんと、落ちていませんっ!
12㎏の重さに1時間耐えられるとは、メーカーの表記は伊達じゃないっ!
段ボール箱の負荷が掛かる部分に、食い込みは見られましたが、キャリーハンドルはしっかりと貼りついたままで、持ち手部分も破れていませんでした。

このように、キャリーハンドルの粘着面がしっかりと貼り付いていれば、本来の力を発揮し、耐荷重どおりの性能であることが検証できました。

ニトリ物流センターで活用

TBS系列で放送されている『がっちりマンデ―』では、「3M™ Scotchpad™ キャリーハンドル」が大手インテリア小売企業ニトリの物流センターで使用されていると紹介されました。ニトリでは、キャリーハンドルをコンビニ受け取りの荷物へ取り付けています。取り付けたことにより、お客様からは持ち帰りやすくなり、便利だとの声が寄せられていました。お客様が困っていることをキャッチし、お客様満足度の向上に繋がった使用アイデアです。 

身近でも活用できるアイテム

私たちの身近でもキャリーハンドルは活用できそうです。
段ボール箱を持ち運ぶ時、一番下にある段ボール箱は片膝をついて前かがみになり持ち上げるため、腰に負荷がかかる辛い体勢になります。また、持ち上げた拍子に取っ手が破れてしまう事もあります。でもキャリーハンドルが付いていると、次のようなメリットがあります。

キャリーハンドル⑧.png

  • 無理のない体勢で持ち上げられる
    段ボール箱の上面で持てるので、一番下の段ボール箱を持ち上げる際、かがんで、持ち上げる必要がありません。

  • 積み上げ保管が可能
    キャリーハンドルは平たくて薄いのでかさばりません。キャリーハンドルが付いていても、そのまま積み上げることが可能です。

キャリーハンドルを検証してみて、気になった点

キャリーハンドル⑩.png

  • 貼り直しができない
    一度貼り付けると、粘着力が弱くなり貼り直しができません。あらかじめ段ボール箱へ貼り付ける場所を決めておく必要があります。
  • 段ボールへのダメージ
    段ボール箱からはがし取る際、段ボール箱の表面も一緒にはがれ取れてしまいます。

  • サイズ・重さが限定される
    カスタムサイズの対応もありますが、耐荷重が約12㎏と10㎏。標準サイズのキャリーハンドルは、35mm×584mmのサイズとなります。使用する段ボール箱のサイズと重量の確認が必要です。

  • 粘着面同士の貼り付きに注意
    粘着面同士が貼り付いてしまうと、接着剤がはがれる為、使用できなくなります。

まとめ

台車を使うほどの重さじゃないけれど、手で持つにはちょっと重い、そんな荷物の移動や、持ち手がない段ボール箱の持ち運びを楽にしてくれる「3M™ Scotchpad™ キャリーハンドル」。取り付ける作業もかんたんで、お客様にちょっとした心遣いとして喜ばれるかもしれません。

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