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梱包・包装

梱包材入門【ガムテープ編】

2018/03/12

梱包材入門【ガムテープ編】

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ガムテープと聞いてどのようなテープを思い浮かべますか? おそらく多くの方が、クラフトテープや布テープ、またはダクトテープと呼ばれるものを想像したのではないでしょうか。今回は「本来のガムテープ」についてご紹介します。

本来のガムテープとは?

一般的に「ガムテープ」と呼ばれているものは、実は「本来のガムテープ」ではないことをご存じでしょうか。本来のガムテープとは、細長い帯状のクラフト紙の片面に水性の糊を塗布し、乾燥させた上でロール状にしたもののことです。使用するときは、糊のある面を濡らして粘着力を活性化させ、貼り付けます。

日常的に大量使用する場所では、手動または半自動でガムテープに水をつけて送り出すディスペンサー(水付け繰出し機)が用いられます。

では普段、「ガムテープ」と呼んでいるものは何なのでしょうか。以前、別の記事でもご紹介しましたが、「クラフト粘着テープ」または「布粘着テープ」が正式な呼び方です。欧米ではよく使われる「ダクトテープ」も、ガムテープと呼ぶ場合もあります。これらは水を使わずにそのまま貼り付けることができ、ディスペンサーのような専用の機械も必要ありません。そういった手軽さからよく使われるようになり、次第に「ガムテープ」として認識されるようになったと言われています。

この本来のガムテープ、実は90年もの歴史があります。1920年代、東京の不二商会(現リンテック株式会社)が開発・販売したのが、ガムテープの始まりと言われています。当時、物流資材としての箱と言えば木箱が主流。次第に段ボール箱へと切り替わり、それにつれてガムテープの需要も急速に拡大していきました。その後時代の流れとともに、前述の通りクラフト粘着テープが普及し、現在に至ります。

しかし、この本来のガムテープが、今再び注目されつつあるのです。

ガムテープはどうして優れている?

なぜ今、ガムテープが再注目されているのでしょうか。その答えは、ガムテープの優れた特徴にあります。ガムテープはどのようなメリットを持つのかを見てみましょう。

  • リサイクル可能
    段ボールをリサイクルする際に、高効率再生のためにはクラフト粘着テープや布粘着テープは剥がす必要があります。しかし、ガムテープは紙でできているため、貼ったままリサイクルが可能です。
  • プラスチック類不使用
    原材料にプラスチック類を使っていないため、リサイクル・コスト・環境などの面で多くのメリットがあります。
  • 焼却熱カロリーが小さい
    焼却する際には、ほかのテープに比べ発生する熱量が少ないというのも特徴のひとつ。これにより焼却炉へのダメージも抑えられます。
  • 印刷による広告効果
    テープへの印刷が容易なため、低コストでさまざまな印刷が可能です。社名やロゴを印刷したテープの貼り付けによる宣伝効果が期待できます。
  • 完全固着性
    ガムテープは完全に固着するため、強度と耐久性に優れます。重包装や補強に適しています。
  • 無断開封防止
    完全に固着するため、一度貼ったテープを剥がすと必ずあとが残ります。これが無断開封を防ぎ、盗難や異物混入の防止につながります。
  • 適度な摩擦で荷崩れ防止
    水に濡らすまで粘着力がないことから、剥離加工(非貼付け面のスベスベ)が必要ありません。表面が滑らず適度な摩擦があるため、積み重ねた時に荷崩れしにくくなります。
  • 重ね貼り可能
    剥離加工が必要ないことは、テープ同士を重ねて貼るときの粘着性確保にも役立ちます。テープの上にテープを貼っても、しっかりと粘着力を発揮します。
  • 捺印・筆記可能
    また同様の理由から、ガムテープの表面に捺印や筆記が可能です。
  • 自動機で使用することによる省力省人化
    ガムテープはディスペンサーで水付け・繰り出しをするので、自動機器に組み込むときにそのまま応用できます。また、水に濡らすまで粘着力が活性化しないことも、機械内部での取り扱いに向いている点。これらのことから、自動製函機・自動封函機での使用にも適しており、省力化・省人化が可能です。

海外で需要拡大を遂げるガムテープ

このようなメリットからガムテープが再び注目され、最近では海外で需要拡大との声もあります。

日報ビシネスが発行する包装業界新聞「包装タイムス」では、海外通販市場を中心にガムテープの取引が急速に成長していると紹介しています(2018年1月1日・8日合併号)。ガムテープの印刷適性がブランドイメージ付与に貢献し、主にBtoB取引において効果を発揮していることが要因のようです。

また、ガムテープは完全に固着・密封できるため、箱の内部への虫侵入を防ぎます。これが、近年さらに重要視されるようになった食品安全性でも評価されているのです。さらに、荷物のセキュリティーや紙資源のリサイクルなどの面でも注目されています。

近年急速に巨大化している海外通販業界では、省力化・自動化が今後の競争力となることは明白です。通販市場の拡大と同時に、自動製函機・自動封函機も進歩しています。これらのニーズが追い風となり、ガムテープが再び脚光を浴びているのです。

ガムテープに再びスポットライト

梱包材入門として、ガムテープについて解説しました。本来のガムテープとはどのようなものか、普段ガムテープと呼ばれているものとはどのように違うのか、おわかりいただけましたでしょうか。ガムテープにはさまざまなメリットがあり、セキュリティーや環境への配慮といった現代のニーズに適合する部分が多くあります。これらのことから、再び「本来のガムテープ」に注目が集まっているのです。

梱包の見直しや、コスト削減でお困りですか?トヨコンの包装資材に関するサービスをこちらで紹介しています。ぜひご覧ください。

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参考:

  • (編集者註:ガムテープ(水テープ)専門メーカー|三陽工業株式会社については現在リンク切れ)
  • ガムテープの量産を国内で初めて開始|リンテック株式会社
  • (編集者註:リンテック・日本理化製紙・三陽工業のガムテープ|株式会社河野商店については現在リンク切れ)
  • (編集者註:製函・封かんシステム & ガムテープ繰出し機|パックウェル株式会社については現在リンク切れ)

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